Bluetooth・ワイヤレス 読了 約8分
Bluetooth対応スピーカーとレコードプレーヤーの組み合わせおすすめ
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目次
「レコードプレーヤーとBluetoothスピーカーをワイヤレスで接続したい」という方は多いです。ただし、接続には条件があります。本記事では、接続方法・必要な機器・おすすめの組み合わせを解説します。
接続の前提条件
Bluetoothスピーカーはレコードプレーヤーから音声を「受信」します。一方、レコードプレーヤー側は音声を「送信」できる必要があります。
つまり、レコードプレーヤー側にBluetooth送信機能が必要です。
| 接続パターン | 方法 |
|---|---|
| Bluetooth内蔵プレーヤー + Bluetoothスピーカー | 直接ペアリング |
| Bluetooth非内蔵プレーヤー + Bluetoothスピーカー | Bluetoothトランスミッターを経由 |
パターン1:Bluetooth内蔵プレーヤーで直接接続
SONY PS-LX310BTのようなBluetooth送信機能内蔵プレーヤーは、Bluetoothスピーカーと直接ペアリングできます。
接続手順
- プレーヤーのBLUETOOTHボタンを長押しでペアリングモードにする
- Bluetoothスピーカー側もペアリングモードにする
- 両機器が接続されたことを確認する(LEDの変化など)
- レコードを再生する
対応コーデック(SBC/AAC/aptX等)については、プレーヤーとスピーカー双方が同じコーデックに対応しているほど音質面で有利です。
パターン2:Bluetoothトランスミッターを使う
AT-LP120XUSB・AT-LP60X・Denon DP-29FなどBluetooth非内蔵プレーヤーにBluetoothトランスミッターを接続する方法です。
Bluetoothトランスミッターの選び方
| 確認ポイント | 内容 |
|---|---|
| 入力端子 | RCA入力があるものを選ぶ(3.5mm入力の場合は変換ケーブルが必要) |
| コーデック | aptX/AACに対応していると音質面で有利 |
| 遅延(レイテンシー) | aptX Low Latencyに対応するとより快適 |
| 電源 | USB給電が設置の安定性が高い |
接続手順
- プレーヤーのRCA出力をBluetoothトランスミッターの入力端子に接続する
- トランスミッターの電源を入れてペアリングモードにする
- Bluetoothスピーカーをペアリングモードにして接続する
- レコードを再生する
注意:フォノイコライザーを通ったLINE出力をトランスミッターに入力すること。 フォノイコ内蔵プレーヤーはRCA出力をそのまま接続できます。
おすすめBluetoothスピーカーの選び方
接続安定性(Bluetooth 5.0以上)
Bluetooth 5.0以上に対応するスピーカーは、接続の安定性と通信距離の向上が見込めます。
対応コーデック
レコードの音楽を高品質に楽しみたい場合はaptXまたはAACに対応したスピーカーを選ぶことで、Bluetooth接続での音質劣化を最小限にできます。
スピーカーのタイプと設置
| タイプ | 特徴 | 向く用途 |
|---|---|---|
| ポータブルスピーカー | 小型・移動が容易 | テーブル設置・一人鑑賞 |
| ホームスピーカー(据え置き) | 大きめ・音量・音質が上 | リビング・本格鑑賞 |
| スマートスピーカー(Amazon Echo等) | 音声操作・スマートホーム連携 | 普段使い |
有線接続との比較
Bluetooth接続は便利ですが、有線接続(RCAケーブル)と比べて以下の違いがあります。
| 比較項目 | Bluetooth接続 | 有線接続(RCA) |
|---|---|---|
| 利便性 | ケーブル不要で手軽 | ケーブルの配線が必要 |
| 遅延 | 数十〜数百ms発生 | ほぼゼロ |
| 音質 | コーデック依存で圧縮される | 非圧縮で忠実な伝送 |
| 設置の自由度 | スピーカーをどこにでも置ける | ケーブルの届く範囲に制限 |
音質を最優先する場合は有線接続が推奨されます。利便性・設置の自由度を重視するならBluetooth接続の選択が合理的です。
スマホとの連携も考える
Bluetooth対応スピーカーの中には、スマートフォンとも直接ペアリングできるものが多くあります。レコードプレーヤーと同じスピーカーにスマホも接続し、レコード再生とストリーミング再生を同じスピーカーで使い分ける構成も実用的です。
ワイヤレスイヤホンでのレコード鑑賞に興味がある方は、open-earのオープンイヤーイヤホンおすすめも参考にしてください。
まとめ
レコードプレーヤーとBluetoothスピーカーの接続には、プレーヤー側のBluetooth送信機能が必要です。SONY PS-LX310BTのようなBluetooth内蔵機ならケーブル不要で直接接続できます。既存のBluetooth非対応プレーヤーはBluetoothトランスミッターを経由することで同様の接続が可能です。
Bluetooth対応モデルの比較はBluetooth対応レコードプレーヤーおすすめ7選もご覧ください。
Bluetoothスピーカーの具体的な選び方
音声コーデックの確認方法
Bluetoothスピーカーの仕様表で「対応コーデック」を確認します。SBCのみ対応の製品はどのプレーヤーとも接続できますが、音質面ではAACやaptX対応製品が有利です。
| コーデック | 特徴 | 音質目安 |
|---|---|---|
| SBC | 全Bluetooth機器が対応する標準コーデック | 標準 |
| AAC | Appleデバイスで広く採用。SBCより低遅延・高音質 | SBCより良 |
| aptX | Qualcommの技術。SBCより高音質・低遅延 | AACと同等〜上 |
| aptX HD | 高解像度版aptX。24bitの音声に対応 | 高 |
SONY PS-LX310BTはaptXに対応しているため、接続先のスピーカーもaptX対応ならワイヤレス接続での音質を最大限に活かせます。
出力音量・設置場所の考慮
Bluetoothスピーカーはサイズによって出力音量が大きく異なります。
| スピーカータイプ | 出力目安 | 向く設置場所 |
|---|---|---|
| ミニポータブル(直径10cm以下) | 3〜10W | デスク・寝室 |
| ポータブル(直径15〜20cm) | 10〜30W | リビング・一人鑑賞 |
| 据え置き型(2way以上) | 20W以上 | リビング・本格鑑賞 |
一般的なリビングで通常の音量で楽しむ用途には、15〜20W程度の出力を持つポータブルまたは据え置き型が適しています。
バッテリー駆動か電源コードかの選択
ポータブルBluetoothスピーカーはバッテリー駆動のものが多く、場所を問わず使えるのがメリットです。一方、レコードプレーヤーとの組み合わせでは多くの場合室内の固定設置になるため、電源コード付きの据え置き型も選択肢として十分です。電源コード付きは音量・音質の安定性が高い傾向があります。
Bluetoothトランスミッター選びの詳細
フォノイコ非内蔵プレーヤーの場合
AT-LP140XP・Pro-Jectシリーズなどフォノイコ非内蔵モデルでBluetooth接続を追加する場合は、プレーヤー → 外付けフォノアンプ → Bluetoothトランスミッターの順で接続する必要があります。トランスミッター単体をPHONO出力に直接接続すると音量が非常に小さく実用になりません。
接続機器の数の注意点
多くのBluetoothトランスミッターは同時に1台のスピーカー(または受信機)にしか接続できません。複数のスピーカーに同時送信したい場合は、デュアル送信(マルチポイント送信)に対応したトランスミッターが必要です(製品仕様を確認)。
よくある質問
Q1. Bluetooth接続で「音が遅れる」「映像と合わない」と感じる場合は?
A. Bluetooth接続には数十〜数百msの遅延が発生します。これはレコード再生のみで映像なしの場合は気になりませんが、映像と音を合わせたい用途には向きません。映像との同期が必要な場合は有線接続を選択してください。
Q2. Bluetoothの接続距離(到達範囲)はどれくらいですか?
A. 一般的なBluetooth 5.0規格の理論値は最大100mですが、屋内での壁・家具・電波干渉を考慮した実用距離は10〜15m程度が目安です。同一室内での使用であれば通常は問題ありません。
Q3. Bluetoothスピーカーとアクティブスピーカーの違いは何ですか?
A. Bluetoothスピーカーはワイヤレス接続を前提とした機器で、アンプを内蔵しています。アクティブスピーカーも同様にアンプ内蔵ですが、主に有線(RCAやAUX)で接続するものを指すことが多いです。Bluetooth機能付きのアクティブスピーカーも多く存在します。
Q4. レコードプレーヤー内蔵スピーカーとBluetoothスピーカーを追加することはできますか?
A. 一部のエントリー機(ION Audio等)はスピーカー内蔵かつBluetooth送信も可能なモデルがあり、内蔵スピーカーとBluetooth送信先スピーカーの両方に音を出せる場合があります。ただし内蔵スピーカーの音質は外付けスピーカーより劣ることが多いです。