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安いレコードプレーヤーおすすめ5選|1万円台・2万円台で揃える入門セット
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目次
「できるだけ費用を抑えてレコードを始めたい」という方に向けて、1万円台・2万円台のレコードプレーヤーをスペックで比較します。安価なモデルでも選び方を間違えなければ、十分に楽しめる環境を構築できます。
安いレコードプレーヤーを選ぶときの注意点
フォノイコライザーが内蔵されているか確認する
低価格帯でも大半のモデルはフォノイコライザーを内蔵していますが、一部のレコードプレーヤーはフォノイコ非内蔵で「PHONO出力のみ」の場合があります。フォノイコ非内蔵モデルを買うと、別途フォノアンプが必要になりコストが増えます。
購入前に仕様欄の「フォノイコライザー内蔵」または「LINE出力」の記載を確認してください。
安価なスピーカー内蔵機は音質に限界がある
1万円以下のスピーカー内蔵レコードプレーヤーは手軽ですが、内蔵スピーカーの音質には制約があります。本格的に楽しむ場合は、プレーヤー本体とアクティブスピーカーを別々に揃える方がコスパは上です。
スペック比較表
| モデル | 価格帯(目安) | 駆動 | 操作 | フォノイコ | USB | Bluetooth |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Denon DP-29F | ¥14,000〜18,000 | ベルト | フルオート | 内蔵 | なし | なし |
| Audio-Technica AT-LP60X | ¥13,000〜17,000 | ベルト | フルオート | 内蔵 | なし | なし |
| Audio-Technica AT-LP60XUSB | ¥15,000〜20,000 | ベルト | フルオート | 内蔵 | あり | なし |
| SONY PS-LX310BT | ¥22,000〜28,000 | ベルト | フルオート | 内蔵 | なし | あり |
| ION Audio Max LP | ¥8,000〜12,000 | ベルト | マニュアル | 内蔵 | あり(録音) | あり |
※価格はAmazon.co.jp等での参考価格。変動するため購入時に確認してください。 ※スペックはメーカー公式サイト掲載情報をもとにした概要です。
おすすめモデル5選
1. Denon DP-29F(〜2万円・フルオートの定番)
フォノイコライザー内蔵・フルオートの定番エントリー機。Denonは1910年創業の日本の老舗オーディオブランドで、DP-29Fは長年にわたってエントリー向けの定番として販売されているモデルです。シンプルな操作と安定した動作が特徴で、「とにかくレコードを再生したい」というニーズに応えます。
Bluetooth・USB出力はありませんが、その分価格が抑えられています。接続はRCAケーブル(付属)でアクティブスピーカーへ直接できます。
2. Audio-Technica AT-LP60X(〜2万円・コンパクト設計)
AT-LP60シリーズのベーシックモデル。フォノイコ内蔵・フルオートで、コンパクトなボディが特徴です。Audio-Technicaは国内外で広く普及しており、パーツや針(交換針)の入手性も良好です。
3. Audio-Technica AT-LP60XUSB(〜2万円・録音もできる)
AT-LP60XにUSB出力を追加。PC録音まで考えている方に向いています。価格差は数千円程度のため、迷ったらUSBありを選ぶのもよいでしょう。
4. SONY PS-LX310BT(2〜3万円・Bluetooth対応)
2万円台のBluetoothフルオート機。ワイヤレス接続を重視する場合はこちらが最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。フォノイコ内蔵・SONY独自のオートリフト機能付き。
5. ION Audio Max LP(〜1万円・超入門)
スピーカー内蔵・USB録音・Bluetooth送受信対応の超入門機。単体で音が出るため、スピーカーを別途揃える予算がない場合の選択肢です。ただし内蔵スピーカーの音質には限界があるため、音質を重視する場合は他のモデルを検討してください。
安いプレーヤーでも後から音質を上げる方法
カートリッジ(針)の交換
Audio-TechnicaのAT-LP120シリーズはVM95シリーズの針交換に対応しています。プレーヤー本体を買い替えなくても、針をVM95Eからより上位のVM95MLなどに交換することで音質を改善できます。AT-LP60シリーズはAT91カートリッジを採用しており、VM95シリーズとは互換性がありません(AT91対応の交換針を使用)。
外付けフォノアンプへの交換
フォノイコライザーのON/OFF切り替えができるモデル(AT-LP120XUSB等)では、内蔵フォノイコをOFFにして外付けフォノアンプを使用することで音質を向上させることができます。
安いレコードプレーヤーと組み合わせるスピーカーの選び方
レコードプレーヤー本体を安く抑えても、スピーカーとの組み合わせが悪いと音質に不満が出ることがあります。
予算別スピーカー候補
| 予算 | スピーカー候補 | 特徴 |
|---|---|---|
| 〜1万円 | Edifier R1000T4 | コンパクト・RCA入力あり |
| 〜1.5万円 | Edifier R1280T | 木製キャビネット・入力2系統 |
| 〜2万円 | Edifier R1280DB | Bluetooth受信・光デジタル入力追加 |
プレーヤー+スピーカーの合計予算例
| 予算総額 | プレーヤー候補 | スピーカー候補 |
|---|---|---|
| 〜3万円 | Denon DP-29F(1.5万) | Edifier R1280T(1.2万) |
| 〜4万円 | AT-LP60XUSB(1.8万) | Edifier R1280DB(1.8万) |
| 〜5万円 | SONY PS-LX310BT(2.5万) | Audio-Technica AT-SP65BT(0.8万)+ 余剰 |
フォノイコ内蔵プレーヤーの接続パターン
フォノイコ内蔵のレコードプレーヤー(LINE出力)の接続先パターンは以下の通りです。
【推奨パターン1】
レコードプレーヤー(LINE出力) → アクティブスピーカー(RCA入力)
【推奨パターン2】
レコードプレーヤー(LINE出力) → プリメインアンプ(LINE/AUX入力) → パッシブスピーカー
【NGパターン】
レコードプレーヤー(LINE出力) → プリメインアンプ(PHONO入力)
※フォノイコが二重にかかり音が歪む
安価なレコードプレーヤーを選ぶ際の注意事項
保証とサポート
Denon・Audio-Technica・SONYはいずれも国内正規品に対して1年間のメーカー保証が付きます。並行輸入品や激安ノーブランド品は保証内容が異なる場合があるため確認してください。
ターンテーブルの素材
1万円以下の超安価モデルではターンテーブルプラッターが薄いプラスチック製で回転の慣性が小さく、回転精度に影響する場合があります。Denon DP-29FやAT-LP60シリーズはこの点で超安価品より安定した設計です。
針(カートリッジ)の交換コスト
安価なプレーヤーでも針は消耗品です。AT-LP60シリーズはAT91対応交換針(約3,000〜5,000円)が購入可能で、Denon DP-29FもDSN-82交換針が別途入手できます。ノーブランド機は交換針の入手が困難なことがあります。
よくある質問
Q. 1万円以下のレコードプレーヤーはおすすめですか?
A. 1万円以下のスピーカー内蔵一体型(ION Audio等)は手軽さに優れますが、内蔵スピーカーの音質・カートリッジ品質・プラッターの精度に制約があります。本格的に音楽を楽しみたい場合は1.5〜2万円台のフォノイコ内蔵モデル(DP-29F・AT-LP60X等)+アクティブスピーカーの構成を推奨します。
Q. AT-LP60XとDenon DP-29Fはどちらがよいですか?
A. 機能的にほぼ同等です。Audio-TechnicaブランドへのなじみとAT91系交換針のラインナップを重視するならAT-LP60X、DenonブランドのシンプルさとDSN交換針のラインナップを重視するならDP-29Fが選択肢です。価格差がある場合は安い方を選ぶのも合理的です。
Q. SONY PS-LX310BTはBluetooth以外に有線でも接続できますか?
A. はい。SONY PS-LX310BTはRCA出力を持つため、Bluetooth送信と有線接続の両方が可能です。有線接続時にBluetoothをOFFにすることもできます。
まとめ
1〜2万円台でレコードを始めるなら、Denon DP-29F(シンプル・低コスト)かAudio-Technica AT-LP60XUSB(USB録音もしたい場合)が最初の選択肢として適しています。Bluetooth接続を優先するならSONY PS-LX310BTが候補に入ります。
選び方のポイントはレコードプレーヤー選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。