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Audio-Technicaレコードプレーヤーおすすめ比較|AT-LP60X〜AT-LP140XP全モデル解説

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木村 拓也 | レコード収集歴15年
Audio-Technicaレコードプレーヤーおすすめ比較|AT-LP60X〜AT-LP140XP全モデル解説

Audio-Technica(オーディオテクニカ)は、国内外で広く普及しているレコードプレーヤーブランドの一つです。本記事では、入門機から中級機まで主要モデルの仕様を比較し、用途に応じた選び方を解説します。

Audio-Technicaのレコードプレーヤーラインナップ

Audio-Technicaのターンテーブルは、入門向けのAT-LP60シリーズから中上級向けのAT-LP120・AT-LP140まで段階的にラインナップされています。すべてのモデルがフォノイコライザーを内蔵(またはON/OFF切り替え可能)している点が特徴です。

モデル別スペック比較

モデル駆動方式操作方式フォノイコUSBBluetooth対応rpm
AT-LP60Xベルトドライブフルオート内蔵なしなし33/45
AT-LP60XUSBベルトドライブフルオート内蔵ありなし33/45
AT-LP60XBTベルトドライブフルオート内蔵なしあり33/45
AT-LP120XUSBダイレクトドライブセミオート内蔵(ON/OFF)ありなし33/45/78
AT-LP140XPダイレクトドライブマニュアル内蔵(ON/OFF)なしなし33/45/78

※スペックはAudio-Technica公式サイト掲載情報をもとにした概要です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

AT-LP60Xシリーズ(フルオート・入門機)

AT-LP60シリーズは、フォノイコライザー内蔵・フルオートの入門機ラインです。

AT-LP60X

コンパクト設計のベーシックモデル。フォノイコライザー内蔵のRCA出力で、アクティブスピーカーやプリメインアンプに直接接続できます。USB出力・Bluetoothは非搭載ですが、シンプルに「レコードを再生したい」という用途には十分な機能を持ちます。

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AT-LP60XUSB

AT-LP60XにUSB出力を追加したモデル。アナログレコードをPCへデジタル録音したい方に向いています。録音ソフトは別途必要です。

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AT-LP60XBT

AT-LP60XのBluetooth送信対応モデル。Bluetoothスピーカーやヘッドホンとワイヤレス接続できます。有線RCA接続との切り替えも可能です。

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AT-LP120XUSB(セミオート・中級機)

ダイレクトドライブ・セミオート・USB出力・78rpm対応の中級機です。フォノイコライザーはON/OFF切り替えが可能で、フォノ入力付きアンプへの接続にも対応します。付属カートリッジはVM95E(楕円針)で、針のみの交換(VM95シリーズ)でコストを抑えながらアップグレードできます。

詳細スペックはAudio-Technica AT-LP120XUSBスペック徹底分析をご覧ください。

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AT-LP140XP(マニュアル・上位機)

AT-LP140XPはマニュアル操作のダイレクトドライブ機です。アームはカーボン製で、AT-LP120XUSBよりトレーシングの安定性を高めた設計です。フォノイコライザーはON/OFF切り替え可能。DJ機としても使用できます。

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どのモデルを選ぶか:用途別まとめ

用途おすすめモデル
はじめてのレコードプレーヤーAT-LP60X(シンプル・低価格)
PCへの録音もしたいAT-LP60XUSB
ワイヤレス接続したいAT-LP60XBT
長く使いたい・78rpmも再生したいAT-LP120XUSB
本格的にアナログを楽しみたいAT-LP140XP

SONY・Denonとの比較

Audio-TechnicaはUSB録音対応モデルと上位機のラインナップが充実しており、長期使用やアップグレードを前提とした選択に向いています。一方、Bluetooth機能はSONY PS-LX310BTの方が完成度が高い評価を得ています。

詳しい比較はAudio-Technica vs SONY レコードプレーヤー比較をご覧ください。

カートリッジのアップグレード互換性

Audio-TechnicaのVM95シリーズは針部分のみの交換でグレードアップできる設計です。AT-LP120XUSB・AT-LP140XPはVM95シリーズを採用しており、以下のように段階的に針を交換できます。

針種別型番針形状特徴
標準VM95E楕円(Elliptical)付属品。バランスの良い標準性能
中級VM95MLマイクロラインコンタクト溝トレース精度が向上
上位VM95ENナキッド楕円開放型振動系で鮮度感が向上
最上位VM95SHシバタ4チャンネル盤にも対応する高精度針

AT-LP60シリーズはVM95シリーズとは互換性がなく、AT91対応の交換針を使用します。

AT-LP120XUSBのセミオート操作について

AT-LP120XUSBはセミオート機で、以下の手順が必要です。

  1. 開始: ターンテーブルのスタートボタンを押し、アームリフターでアームを手動でレコード外周に移動させて針を降ろす
  2. 終了: 盤の終わりで自動的にアームが上がる(セミオートの自動動作)

フルオート(DP-29F・AT-LP60X等)と比べて手動操作が加わりますが、アーム操作に慣れると問題ありません。

Audio-TechnicaのATシリーズ共通のフォノイコ設定

AT-LP60シリーズ(AT-LP60X・USB・BTすべて)はフォノイコON固定のLINE出力です。AT-LP120XUSB・AT-LP140XPはフォノイコのON/OFFスイッチを背面に搭載しています。

フォノイコをOFFにして外付けフォノアンプを使うシステムへのアップグレードを予定している場合は、AT-LP120XUSB以上のモデルを選ぶ必要があります。

よくある質問

Q. AT-LP60XとAT-LP60XUSBはどちらを選ぶべきですか?

A. 価格差は数千円程度です。PCへのデジタル録音の予定が全くない場合はAT-LP60X、少しでも録音の可能性があるならAT-LP60XUSBを選ぶ方が後から後悔しにくいです。

Q. AT-LP120XUSBはDJに使えますか?

A. AT-LP120XUSBはセミオート機でDJ向け機能(ストレートアーム・ハイトルクモーター等)はAT-LP140XPと比べて限定的ですが、練習用途であれば使用可能です。本格的なDJプレイにはAT-LP140XPまたは専用DJターンテーブルを推奨します。

Q. AT-LP60XBTのBluetooth送信の音質はどうですか?

A. AT-LP60XBTはBluetooth 4.0(SBC対応)を採用しています。SONY PS-LX310BT(aptX/AAC対応)と比べてコーデックのグレードが低いため、Bluetooth音質重視の場合はPS-LX310BTの方が有利です。

Q. AT-LP140XPとAT-LP120XUSBの主な違いは何ですか?

A. 主な違いはトーンアームの素材(AT-LP140XP:カーボン製、AT-LP120XUSB:標準アルミアーム)と操作方式(AT-LP140XP:マニュアル、AT-LP120XUSB:セミオート)です。AT-LP140XPはUSB出力が非搭載なため、PC録音が必要な場合はAT-LP120XUSBが適しています。

全モデルの横断比較はレコードプレーヤーおすすめランキングもあわせてご確認ください。

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